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みなさん、こんにちは！

個別指導Witです。

本日は高校生の学力低下についてお話しします。

これは以前、私が別のサイトで公開した内容を基にしたものです。

今と昔って、同じ偏差値でも同じ学力ではないことをご存じでしょうか。

偏差値というものは、全体の中での自分の位置づけです。

全体の平均値なら偏差値５０となります。

したがって、同じ偏差値でもその母体によって意味が変ってきます。

高校英語の偏差値の話をしましょう。

1995年と2008年の偏差値の実質的な差が７ポイントくらいあると言われています。

1995年に偏差値が53だった人が2008年だと60になってしまう計算です。

実際に、高校の先生に聞いたお話です。

ある上位大学の公募推薦を受験ようとしていた生徒がいました。

英文の小論文の対策をしたのですが、過去分詞を間違っていて…、さらにはBe動詞のミスなどもあったらしいのです。

小論文の内容がよくても中学生レベルのミスがあると大学入試で受からないよと高校では指導したそうです。

もちろん生徒も勉強し直してくれたのですが、実際の入試でまた過去分詞を間違ってしまっていたんです。

・・・ただ、それでも合格していたとのこと。

信じられないですよね。動詞の過去分詞が分からない状態では、その大学どころか高校入試でも合格できない学校が多かったはずです。

1995～2008年、英語の偏差値に限って７ポイント下がっているというのが、本当にその通りだと感じていると高校の先生は言います。2008年から今はさらに15年近く過ぎているので、もっと下がっていると思われますよね。

小学生から英語を勉強するから、高校入試にスピーキングテストを導入するから…果たしてそれで学力低下は改善されるのでしょうか。

国の教育方針の改革を待っているのではなく、現状を認め、一人ひとりが力をつけていくのことが大切だと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございます🐰

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