酸性・中性・アルカリ性の違いを調べよう。
みなさん、こんにちは!
個別指導Witです。
夏休み中ということで、本日も塾のお話から脱線したお話をしていきます。
今日は「酸性・中性・アルカリ性」のお話です。朝日小学生新聞の記事から紹介していこうと思います。
※当塾は朝日小学生新聞と契約し、記事紹介の承認を得ています。
●pH試験紙の色の変化でわかる
家で使うもので、直接肌に触れても問題ないものを中心に、①シャンプー②ボディーソープ③ボディーウォッシュ④ハンドソープ⑤野菜も洗える台所用洗剤⑥油汚れに強い台所用洗剤⑦お風呂用洗剤⑧固形石鹸について調べます。
性質を調べるのに使ったものは「pH試験紙」。調べたい液体や、調べたい物質を水に溶かしてつくった水溶液にpH試験紙をつけると、色が変わります。pH試験紙がどの色になったかで、その液体や水溶液が、「酸性」「中性」「アルカリ性」のどの性質を持つのかが分かります。
例えば炭酸水やオレンジジュース、掃除にも使えるクエン酸は酸性を示します。水は中性。海の水や、ベーキングパウダー(重曹)は弱いアルカリ性です。今回調べてみたところ、①シャンプー③ボディーウォッシュ④ハンドソープは弱い酸性。⑤野菜も洗える台所用洗剤は中性。②ボディーソープ⑥油汚れに強い台所用洗剤⑦お風呂用洗剤⑧固形石鹸は、弱いアルカリ性でした。
共通するのは、強い性質は持っていない点です。肌に触れるものは、中性か弱い酸性のものが多いと分かりました。
●落としたい汚れで性質が違う
洗剤など汚れを落とす働きをするものは、どのような汚れを落としたいかによって性質が違います。同じ性質を持つもの同士では、うまく汚れが落ちません。一方で、人間の肌はもともと弱酸性。反対の性質のアルカリ性を使うと汚れをきれいに落とすことができますが、強すぎると肌を痛めます。
強い酸性も人間の皮膚には刺激が強すぎるのです。そのため、肌に触れるものには、弱いアルカリ性や、肌の性質と同じ弱酸性のものが多いといいます。弱い性質でも、「界面活性剤」が含まれていると汚れを落としやすいそうです。界面活性剤は、油と水が混ざるように働きかけてくれます。これを『乳化』とよび、汚れを水と一緒に洗い流しやすくなります。
身の回りにある、汚れを落とす働きをするものについて、どのような性質なのか、界面活性剤が入っているのかどうか、ぜひ調べてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます🐰
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