2023/03/21メッセージ

【必見】中学3年生の学習計画とは【高校受験】

「もう中学3年生…このままで高校受験は合格できるのだろうか。」
「学校では宿題が出ないから、家で全然勉強していないので不安…。」

もう受験生なのに、家で勉強していない姿を見ると不安を感じますよね。
今、公立中学校では学校の宿題が本当に少なくなりました。
中学生になって、家であまり勉強しなくなってしまったお子さまもいらっしゃるのではないでしょうか。

勉強しているけど、成績が上がらないというお悩みもあるかもしれません。
真面目にコツコツ勉強している姿を見えているのに、通知表で5になかなかならない。勉強のやり方が間違っているか、分からない…。

塾に通った方がいいのだろうか。そもそも、どんな塾がおすすめなのか分からない。個別の塾と集団の塾、どちらが子どもに合っているんだろう。。

そんなお悩みを持っている保護者の方へ、解決策をご提示させていただきます!

こんにちは。私は個別指導Wit代表の中村と申します。

私は、5歳から社会人2年目の25歳まで漫画家を目指しておりました。その後、色々あって「教育」事業に目覚め、教育業界で18年間働いているという、ちょっと変わった経歴を持っています。

現在は、両国駅徒歩7分ほどの場所で個別指導Wit両国校の室長をさせていただいております。数多くの受験生を送り出してきた経験から、本日は中学3年生の学習計画についてお話をしていこうと思います。

 

東京は中学3年生の成績を受験で使う!

公立高等学校の入試制度は都道府県によって変わります。
中学1年生~中学3年生の成績が高校受験の合否に関係している県もあれば、中学3年生の成績だけを受験で使う県もあります。

東京都は後者です。

中学3年生の成績(通知表)が高校入試に関係してきます。
「だったら中3から頑張れば大丈夫かな」とお子さまが勘違いしないように…そう甘くはないとお伝えしたいです。

通知表を上げることは、テストの点数を上げるよりも大変だからです。通知表は5から3に下がることはあっても、3から5に急に上がることはあまりありません。

理由は2つあります。

1つは、今は絶対評価制度になっているからです。以前の相対評価制度では、クラス上位7%が5で、24%が4で、38%が3と決まっていました。だから、テストの点数を上げると4、5になる可能性が高い状態だったのです。ところが、今は絶対評価です。クラス全員3でも4でも5でもいいのです。よって、3の幅が広くなりました。

もう1つは、通知表はテストの点数以外の要素も関わってくるからです。学校の授業態度や提出物などを総合的に判断して通知表がつけられます。授業態度も提出物も『自分でちゃんとやっているかどうか』ではなく、『学校の先生から見て頑張っているように見えるかどうか』が大切です。

 

大切なのは通知表の目標!

通知表を上げることは簡単なことではないと説明させていただきました。だからこそ、次の通知表でどの教科をどこまで上げるかという『目標』を決めることが重要です。例えば、「英語が今は3だけど、3年生前期で4にする!」というように、具体的に決めていきます。全ての教科で設定するのが望ましいです。特に実技4教科(技術家庭、保健体育、美術、音楽)は都立高校入試に使う内申点で5教科の2倍の点数となります。9教科、全ての科目の目標を決めていきましょう!

また、数字の目標だけを掲げていても通知表は上がりません。通知表には数字の他に「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つが評価されています。それぞれA・B・Cがついているはずです。

Aが3つ揃うと4か5となります。Aが2つだと3か4です。よって、この3項目が今どんな状態なのかを確認し、どこをAにすれば通知表が上がるのかを分析する必要があります。

例えば、「知識・技能」がA、「思考・判断・表現」もA、「主体的に学習に取り組む態度」だけBで4だった場合、テストの点数を上げても通知表は変わりません。

通知表の目標は(3項目+評価数字)×9教科をしっかり決めていきましょう!

 

「理解」と「定着」は違う!

高校受験は通知表だけ上がっても合格しません。通知表は土台のようなものです。強い土台を作ったら、次は『学力アップ』に取り掛かりましょう。

ここで重要なのは「理解」と「定着」は違うという事です。

勉強していて「分かった!」と思ったときは「理解」できた時です。そのままでは問題を自分の力で解くことは出来ません。

例えば、バスケットボールで理想的なシュートのフォームを教えてもらい、「なるほど、こう動かせばシュートが入るんだ」と理解したとします。この1回だけで終わらせてしまったら、シュートは上手くなりません。何度も練習して、「定着」させることが重要です。

勉強も同じです。「理解」し、「定着」させるために練習を繰り返すことで学力は上がっていきます。勉強に運要素はありません。この「理解」⇒「定着」を繰り返せば、必ず問題が解けるようになります。

 

勉強時間の確保が最優先!

「定着」するためには、何回も練習することが大切です。

よって、成績を上げたいのなら学習時間の確保は必須です。具体的に、中学2年生までは家庭学習を1週間で12時間すると平均くらいです。中学3年生になると、平均的に1週間で22時間勉強しています。この時間を下回っていると通知表で3、偏差値で50以上いくことは非常に難しいです。

学習時間を確保するためにも、1週間のスケジュールを細かく作ることをおすすめしています。何曜日の何時~何時まで、どこで勉強するのかも書き出してみると取り組みやすくなります。場所は、お子さまが一番集中できる場所がおすすめです。リビング、自分の部屋、図書館、塾の自習室など。場所まで決めると、習慣化しやすくなりますよ。

中学3年生の7月には1週間で23時間以上勉強できるように習慣付けることが重要です。それまでに調整して、少しずつでもいいので学習時間を増やせるようにお子さまと話し合ってみてください。

 

まとめ

今回は、中学3年生の保護者の方向けに記事を書かせていただきました。高校受験は人生で一度きりです。

後悔のないように、自分の未来のために努力する力を養うためにも、『通知表目標』と『家庭学習時間の確保』について、お子さまとじっくり話し合ってほしいと思います。

 

個別指導Wit

中村祐也

 

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