もう「秋」が始まって10日ですね。
みなさん、こんにちは!
個別指導Witです。
ちょうど10日前の8月7日は「立秋」でした。秋が始まっているということですね。
まだ暑い8月になぜ「立秋」というのでしょうか。
本日も朝日小学生新聞の記事を紹介していこうと思います。
※当塾は朝日小学生新聞と契約し、記事紹介の承認を得ています。
●1年を24の時期に分ける
8月7日は、暦の上で秋の始まりとなる「立秋」です。これだけ暑い日がつづくのに、もう秋というのは、暦の上の季節と体感する季節がずれている気もします。暦のしくみを考えてみましょう。
立秋は1年を24の時期に分けて、それぞれ名前をつけた「二十四節気」のひとつです。季節の始まりを表す「立」がつく日は春夏秋冬の4個あります。
二十四節気の呼び名は、その時期全体(約15日間)をいうことも、その時期の初めの1日だけを指して使うこともあります。また「春分(点)」などは、地球と太陽の位置関係を表す言葉として、中学や高校の理科で習います。
毎年3月21日ごろの春分と9月23日ごろの秋分には昼と夜の長さがほぼ同じになります。春分の約3か月後の夏至と、訳6か月後の秋分の間に、夏と秋の境目である立秋がおかれます。そのため、8月はじめのこの時期が暦の上では秋のはじまりとされるのです。
●地球の動きと四季のうつりかわり
地球は太陽のまわりを「公転」しています。北半球の側の宇宙から見ると、半時計まわりに1年で1周します。24等分すれば360°÷24=15°ですから、地球が15°公転するごとに二十四節気が設けられているわけです。90°公転すると春夏秋冬の四季がうつりかわることになります。
日本に四季があるのは、太陽の光が多く当たる時期と、それほど当たらない時期があるからです。地球は公転すると同時に、コマのように「自転」しています。コマの軸にあたる「自転軸」は、公転する面に対して垂直ではなく約23.4°かたむいています。北半球に太陽の光が多く当たる時、日本は夏。反対に南半球に太陽の光が多く当たる時、日本は冬になります。
北半球にもっとも長い時間、太陽の光が当たる夏至は6月21日ごろ。ただし日本ではその時期に梅雨があって気温が上がりにくいなどの理由で、8月ごろの方が暑くなります。この日本独特の気候が、中国から伝わった暦と、体感する季節にずれがある理由です。
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