こんにちは。個別指導Witです。
夏休みは、まとまった学習時間が取れる貴重な期間です。
でも実は、この“自由な時間”の使い方で、成績に大きな差が生まれます。特に中学2年生・3年生にとっては、英語と数学の学習がカギになります。
中2では「基礎と応用の壁」、中3では「入試を見据えた本格的な学力強化」が求められるタイミング。今回は、それぞれの学年が夏休みに重点的に取り組んでおくべき英語・数学の学習ポイントをご紹介します。
中学2年生は「理解の穴」を今のうちに埋める
中2の英語と数学は、「中学内容の折り返し地点」。つまり、ここでつまずくと、中3の学習内容が理解できず、一気に苦手科目になってしまうリスクが高まります。
たとえば英語で言えば、不定詞・動名詞・比較など、文法の種類が一気に増える時期です。また、英文も長くなり、訳す力だけでなく文構造を読み取る力が問われてきます。
数学では、一次関数や図形、証明など“抽象的な概念”を扱う単元が増えてきます。特に一次関数は、苦手な生徒が多い単元でありながら、中3の二次関数や高校数学に直結する重要な内容です。
夏休みにやるべきことは、「苦手単元の洗い出し」と「基礎の徹底」です。
1学期に学んだ内容、または中1であやふやだった文法・計算を、この夏に一つひとつ確認しなおすことで、2学期以降の理解度が大きく変わってきます。
中学3年生は「入試を意識した学習スタイル」に切り替えを
中3は言うまでもなく、勝負の夏です。
とはいえ、まだまだ「受験生モード」に入りきれていない子も多く、「何をすればいいか分からない」と手が止まってしまっていることも少なくありません。
この夏にやるべきことは、大きく3つあります。
- 1・2年生の総復習
- 自分の弱点の把握と克服
- 入試形式に慣れる練習(特に英作文や関数問題)
英語では、まずは中1・中2の文法(be動詞・一般動詞・時制・助動詞など)の総チェック。そして長文読解・英作文にも挑戦していく必要があります。「何を言っているかわからない」「書こうとしても出てこない」といった壁に直面するのは当然ですが、慣れることで確実に力はつきます。
数学は、計算・関数・図形のバランスよく演習することが大切です。特に「入試問題に近い応用パターン」を少しずつ解いていくことで、受験に向けた“頭の使い方”が身についてきます。
また、志望校のレベルによって必要な学習の深さは変わりますので、自分にとって“どこまで必要か”を把握して学習内容を調整していくことがポイントです。
英語・数学の夏の勉強を成功させる3つのコツ
1つ目は、「単元を絞って集中的に取り組むこと」。
英語・数学はどちらも範囲が広いため、「今日は比較」「明日は一次関数」など、テーマを決めて取り組んだ方が効率的です。
2つ目は、「できなかった問題をノートにまとめること」。
“できなかったこと”を記録しておくと、苦手の傾向が見えてきます。夏の終わりにもう一度そのノートを見返すだけで、復習の質も上がります。
3つ目は、「解きっぱなしにしないこと」。
英語でも数学でも、間違えた問題を“なぜ間違えたか”まで確認する習慣がないと、成績は伸びません。「どこでつまずいたか」を丁寧に見直すクセを、この夏に身につけましょう。
個別指導Witの夏期講習でできること
Witの夏期講習では、生徒一人ひとりの状況に合わせて、「この夏に何をすべきか」を一緒に整理して学習計画を立てています。
中2生には、基礎の再確認と苦手単元の克服を。
中3生には、受験に向けた総復習と実戦力の強化を。
それぞれに合った内容で、夏の学習をサポートしています。
「夏で一気に差をつけたい」「今からでも間に合うか不安」
そんなご相談も、いつでも歓迎です。
この夏の努力は、秋・冬の大きな自信につながります。
英語と数学、得意科目に変える夏にしませんか?