こんにちは。個別指導Witです。
夏休みも中盤に入り、勉強のリズムがつかめてきた方もいれば、「うまく計画通りに進まない…」と焦りを感じている方もいるのではないでしょうか?
この時期によく聞かれるのが、「英語が苦手だから、夏は英語だけに集中したほうがいい?」「全教科まんべんなくやったほうがいい?」という疑問です。
今回は、そんな学習バランスについての考え方や、教科ごとの取り組み方のヒントをお伝えします。
まず結論からお伝えすると、「どちらか一方だけに偏りすぎないバランス感覚」が大切です。
苦手教科を克服することはもちろん重要ですが、他の教科を完全に手放してしまうと、2学期以降に“新たな苦手”を生むリスクもあるのです。
たとえば、英語だけを重点的にやって夏にある程度手応えを得たとしても、数学や理科が全く手つかずだった場合、2学期の定期テストではそちらで苦戦する…というのはよくある話です。
反対に、すべての教科を「均等に」進めようとしすぎて、結果的に中途半端になってしまうケースもあります。「今日は英語、明日は数学…」と毎日違う教科に取り組んで、どれも深掘りできない。これでは苦手克服もできず、得意を伸ばすこともできません。
では、どうすればよいのか?
おすすめは、「メイン1教科+サブ2教科」のバランスで夏を過ごす方法です。
たとえば、英語が苦手な場合は「英語をメイン」にしつつ、数学と理科を“キープする”つもりで週に数回触れる。
あるいは、数学に時間がかかるタイプなら、数学をじっくりやりながら、社会や国語は短時間でも継続する。
こうすることで、重点的に対策したい教科にはしっかり時間を割きつつ、他の教科も忘れない範囲で触れておくことができます。
また、教科によって“伸びるまでにかかる時間”が異なることも意識しましょう。
英語や数学は「積み重ね型」の教科なので、短期間で一気に成果が出るわけではありません。
対して理科や社会は「単元ごとの知識型」なので、短期集中でも成果が出やすい傾向があります。
だからこそ、「夏の間は英語と数学にじっくり時間をかけて、理社は8月に入ってから詰めていく」という戦略も有効です。
個別指導Witでは、生徒一人ひとりの得意・不得意、通っている学校のカリキュラム、夏休みの予定などを踏まえて、「今どの教科にどれだけ時間をかけるか?」という学習配分の相談にも対応しています。
大切なのは、「今やっている勉強が、今後にどうつながっていくのか」を考えながら取り組むこと。
苦手教科に集中しすぎて他を落とすのではなく、全体を見渡した上で、優先順位をつけて動くことが、成績アップの近道です。
焦らず、でも手を止めずに、自分に合ったバランスで進めていきましょう。
「どこに力を入れるべきか迷っている」「何から手をつけていいかわからない」
そんなときは、ぜひ個別指導Witにご相談ください。