こんにちは!個別指導Wit両国校です。
今日から12月。
1年の締めくくりが近づき、学校ではテストも一段落。
「頑張らなきゃ」と思っても、気づけばスマホを触ってしまったり、疲れて勉強が続かない…という人も多いのではないでしょうか?
そんな今こそ、立ち止まって「未来の自分」を想像してみるタイミングです。
成績を上げる人は、意外なほど“目の前の勉強”だけではなく、“少し先の自分”を意識して行動しています。
◆勉強のやる気が出ないのは「目的」が見えていないから
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
そう思う瞬間、誰にでもあります。
でも、やる気が出ない最大の原因は、「目的がない」からではありません。
正確に言えば、「目的が“見えない”状態」だからです。
たとえば、ゴールが霧の中に隠れていたら、どの方向に進めばいいのか分かりません。
逆に、「あそこにある」とハッキリ見えていれば、人は自然と前へ進めます。
つまり、勉強のモチベーションを上げる一番の方法は――“未来の自分をリアルに思い描くこと”です。
◆「未来の自分」を想像する3ステップ
①「半年後の自分」を言葉にする
「来年の1学期のテストでは、○○点を取りたい」「志望校の過去問で○割を超えたい」など、数字で表せる目標を立てましょう。
ポイントは、“できるかどうか”ではなく、“なりたい自分”を言葉にすること。
まずは理想から書き出してみることで、やるべき行動が明確になります。
②「未来の自分」を想像して感情を動かす
次に、その目標が叶った瞬間を想像してください。
「成績表を見て、親に褒められる自分」「志望校の合格発表で笑っている自分」。
この“感情のイメージ”が強ければ強いほど、やる気は自然に湧いてきます。
脳は、「リアルに想像したこと」を現実だと勘違いする性質があります。
だからこそ、“未来を想像するだけで行動力が上がる”のです。
③「その未来のために、今日やるべきこと」を決める
未来を描いたら、次は「今」の行動に落とし込みます。
たとえば、「数学の苦手単元を1日1ページ復習する」「英単語を10個覚える」など、小さな行動目標に変えること。
“未来の自分”を見ながら“今日の行動”を決めると、勉強の意味が明確になります。
◆「やる気」ではなく「方向性」が大事
多くの生徒が「やる気が出ない」と言いますが、実は必要なのはやる気ではありません。
必要なのは、「どこへ向かうか」という方向性です。
方向がハッキリしていれば、多少疲れていても、人は行動できます。
逆に方向が曖昧だと、エネルギーがあっても続きません。
12月のように一年の節目の時期こそ、自分の方向を見直すチャンスです。
「何を目指しているのか」「なぜ頑張りたいのか」。
それを言葉にできるだけで、勉強の時間が“意味のある時間”に変わります。
◆個別指導Wit両国校が大切にしている「目標から逆算する指導」
個別指導Wit両国校では、「目標設定→行動設計→実践サイクル」という流れを大切にしています。
ただ問題を解くだけではなく、生徒一人ひとりの「なりたい自分」を一緒に描くところから始めます。
それによって、学習の方向性が定まり、「やらされる勉強」から「自分で動く勉強」へと変わっていきます。
生徒の中には、最初は勉強が嫌いだったのに、「目標ができてから楽しくなった」という声も多くあります。
やる気を出すよりも、まず“目的地”を見つけること。
それが、成績を伸ばす最短ルートです。
◆まとめ:未来の自分が「今の努力」に意味を与える
勉強の目的は、テストの点だけではありません。
未来の自分が、自信を持って笑えるようにするための時間です。
「半年後、どんな自分になりたいか?」
その問いに答えられる人は、確実に前へ進みます。
今日からの勉強に、“未来の自分”という目的地を持ってみましょう。
それが、12月を“スタートの月”に変える第一歩です。