こんにちは!個別指導Wit両国校です。
「昨日覚えたのに、もう忘れてる…」
そんな経験、誰にでもありますよね。実はこれは“脳のせい”なんです。
人間の脳は「覚える」よりも「忘れる」ようにできており、それは生きるうえで“効率化”するための仕組み。
つまり、忘れるのは悪いことではなく、自然なことなのです。
では、どうすれば“忘れない勉強”ができるのでしょうか?
今回は、脳科学の視点から「記憶を定着させる方法」を個別指導Wit両国校が解説します!
◆ エビングハウスの忘却曲線が教える「復習のタイミング」
ドイツの心理学者エビングハウスは、人間の記憶がどのくらいで薄れていくのかを実験しました。
その結果──
- 20分後には、覚えたことの約42%を忘れる
- 1日後には、約74%を忘れる
- 3日後には、約80%を忘れる
つまり、「3日経つと、ほとんど忘れてしまう」ということです。
この“記憶の限界”を突破するカギが、「復習のタイミング」です。
ポイントは、忘れかけた頃に思い出すこと。
1日後・3日後・1週間後の3ステップで復習するだけで、脳が「この情報は大事だ!」と判断し、長期記憶として定着します。
◆ 「復習の黄金リズム」で記憶を長持ちさせよう!
では、具体的にどう復習すればいいのか?
Wit両国校では次のようなリズムをおすすめしています👇
1️⃣ 当日中に10分復習
授業や勉強が終わった直後が最重要。
「覚えたつもり」を確認するために、ノートを見ずに内容を口に出す。
2️⃣ 翌日に5分だけ復習
「少し忘れたかも…」というタイミングで思い出す。
この“ちょっと思い出せない”感覚が記憶を強化する鍵です。
3️⃣ 3日後に再チェック
ミニテストやクイズ形式で確認。
正答率が上がっていれば、その情報はほぼ定着しています。
このサイクルを守るだけで、驚くほど記憶力が安定します。
◆ 「勉強時間」より「思い出す時間」が大切!
多くの生徒が「覚える時間」を増やそうとしますが、実は大事なのは「思い出す時間」を増やすことです。
人間の脳は、“取り出す(想起)”ことで記憶を強化します。
つまり、「思い出そうとする」行為こそが勉強。
ノートを何度も眺めるより、テキストを閉じて「自分で再現する」方が、はるかに効率が良いのです。
たとえば、
- 単語帳を見ずに口に出す
- 教科書の内容を友達に説明してみる
- 小テスト形式で自分を試す
こうした「思い出す練習」を積むと、記憶がどんどん強くなります。
◆ Wit両国校が大切にしている「思考の復習」
個別指導Wit両国校では、「ただ解く」だけでなく、“なぜそう考えたのか”を振り返る時間をとても大切にしています。
なぜなら、記憶は“理解”と結びついたときに初めて長期化するからです。
「公式を暗記」よりも「仕組みを理解」。
この積み重ねが、“忘れない勉強”を作ります。
テスト勉強でも、「どうしてその答えになるのか?」を自分の言葉で説明できれば、それはもう確実に“身についている”証拠です。
◆ まとめ:脳の仕組みを味方につけよう!
勉強は「根性」や「努力量」だけではなく、脳の仕組みを理解した人が勝つ世界です。
✅ 忘れるのは悪いことじゃない
✅ 復習のタイミングを意識する
✅ 思い出す練習を増やす
この3つを意識するだけで、あなたの勉強効率は格段に上がります。
個別指導Wit両国校では、こうした“科学的に効率の良い学び方”を日々の授業に取り入れています。
「頑張っているのに成果が出ない…」という生徒こそ、“やり方”を見直すだけで、未来は一気に変わります。
あなたの努力が、無駄にならないように。
Wit両国校で、一緒に「忘れない勉強」を始めてみませんか?