こんにちは。個別指導Wit両国校です。
算数や数学というと「難しい」「苦手」という声をよく耳にしますが、実は遊びの要素を取り入れることで、ぐっと楽しく身近なものに変わります。
その代表例が「魔法陣(まほうじん)」です。
「魔法陣」とは、縦・横・斜めの数字を合計すると同じ数になる不思議な数字の配置表のこと。
実はこの魔法陣、九九を使えば誰でも作れてしまうんです。今回は、楽しく学びながら算数に親しむ方法として「九九×魔法陣」の世界を紹介します。
魔法陣ってなに?
魔法陣は、古代中国やインドでも記録が残る、長い歴史を持つ数遊びです。
一番有名なのは「3×3の魔法陣」。
1から9までの数字をマスに並べると、縦・横・斜めの合計がすべて15になる形があります。
この仕組みは、偶然の遊びではなく、数学的なルールに基づいています。
算数の授業で出てくることは少ないですが、脳トレや思考力を鍛える題材として注目されています。
パズル好きの人にはたまりませんね。
九九と魔法陣の意外なつながり
九九といえば、2×3=6、7×8=56…と暗記のイメージが強いですが、実は「かけ算の答え」を組み合わせて魔法陣を作ることができるんです。
例えば、九九の答えをうまく並べると、縦・横・斜めの合計が同じになる表が完成します。
九九をただ暗記するのではなく「遊んで活用する」ことで、算数の楽しさを実感できます。
実際に、子どもたちが九九を使って魔法陣を作ろうとすると、
- どの数字をどこに置くか
- 合計をどうそろえるか
- 答えを変えたらどうなるか
といった思考を繰り返すため、自然と論理的思考力や発想力が鍛えられるのです。
実際に作ってみよう!
それでは、簡単な例を紹介します。
- まずは「3×3のマス」を用意します。
- 九九の中から、好きな段の答え(例:2の段 → 2, 4, 6, 8, …)をピックアップ。
- それらの数字を工夫して並べ、縦・横・斜めの合計がそろう形を探します。
最初は難しく感じるかもしれませんが、完成すると「できた!」という達成感が味わえます。
さらに、友達や家族と一緒に挑戦すると「こっちの数字のほうが合計しやすいよ!」などと盛り上がり、学びの体験が一層楽しいものになります。
魔法陣で広がる算数の世界
九九をベースにした魔法陣づくりは、ただの遊びではなく、次のような学びにつながります。
- 計算力の定着:繰り返し九九を使うので、自然と暗記が強化される。
- 思考力アップ:パズル要素が強く、試行錯誤しながら解法を探す力が伸びる。
- 数学への興味:数字の面白さを実感し、算数が「楽しい!」と思える。
特に算数が苦手なお子さまにとっては「暗記」から「遊び」へと学びが変わる貴重な体験となります。
個別指導Wit両国校での学び方
個別指導Wit両国校では、ただ公式を覚えるのではなく「どうしたら算数が楽しくなるか」を大切にしています。
魔法陣のような数遊びを通じて、子どもたちが「算数=楽しい!」と感じられるよう工夫をしています。
開校以来、多くの生徒が「前より算数が好きになった」「計算が速くなった」と実感しています。
学びに遊び心を加えると、勉強はぐっと身近で面白くなるのです。
まとめ
九九を覚えることは小学生にとって大きなステップですが、それを「遊び」に変えることで、より深く、楽しく学ぶことができます。
魔法陣づくりは、九九を使った計算力の練習だけでなく、創造力や思考力を伸ばす素晴らしい方法です。
「算数が苦手」「九九を覚えるのが大変」というお子さまも、ぜひ魔法陣に挑戦してみてください。
学びの可能性が広がり、新しい算数の楽しさに出会えるはずです。
個別指導Wit両国校では、こうした工夫を通じて「楽しく学ぶ算数」をサポートしています。
興味のある方はぜひ一度お問い合わせください。