こんにちは!個別指導Wit両国校です。
中学生や高校生の多くが「理科や社会は暗記科目だから苦手」と感じています。
確かに用語や年代、化学式、地層や人体の仕組みなど、覚える内容は膨大です。
しかし、単なる丸暗記に頼ってしまうとテスト直後には忘れてしまい、「また最初から覚え直し…」という悪循環に陥ってしまいます。
実は、理科や社会は「理解と結びつけることで記憶が定着する科目」です。
今回は、効率よく学び続けるための「理解型勉強法」をご紹介します。
1.なぜ暗記だけではダメなのか?
人間の記憶は「関連性」があるほど長く残るといわれています。
単純に「地球の公転は365日」と覚えるより、「公転があるから四季が生まれる」と理解するほうが忘れにくいのです。
理科や社会は、事実や出来事が「原因」と「結果」でつながっています。
丸暗記はそのつながりを無視してしまうため、テストが終わると一気に抜け落ちてしまうのです。
2.理科の理解型勉強法
(1)実験や現象と結びつける
たとえば「光合成=二酸化炭素+水 → 酸素+でんぷん」という式。
これを丸ごと覚えるのではなく、植物が日中に酸素を出している様子や、理科の実験で葉がデンプンを蓄える仕組みをイメージすると理解が深まります。
(2)グラフや図を使って整理する
理科は視覚的に学ぶと記憶に残りやすい科目です。
地層や人体の仕組み、電流と電圧の関係などは、文章よりも図解のほうが圧倒的に頭に入りやすいでしょう。
(3)「なぜ?」を突き詰める
「なぜ水は100℃で沸騰するのか」「なぜ塩は水に溶けるのか」など、背景を調べることで表面的な暗記から一歩先へ進めます。
3.社会の理解型勉強法
(1)歴史はストーリーでつなげる
歴史を「出来事の羅列」として覚えるのではなく、「原因 → 出来事 → 結果」という流れで捉えることが大切です。
たとえば鎌倉幕府の成立も、「武士の力が必要になった → 源頼朝が台頭した → 鎌倉幕府が誕生した」と流れを意識すると忘れにくくなります。
(2)地理は地図と一緒に学ぶ
国名や地形、気候を暗記しようとするよりも、地図や写真と関連づけると記憶が長続きします。
日本地理なら実際のニュースや生活と結びつけるのも効果的です。
(3)公民はニュースと関連づける
選挙制度や憲法などは、実際の社会問題とリンクさせて理解すると深く定着します。
「教科書に書かれている内容が今の日本でどう生きているか」を考えると学びが身近になります。
4.理解と暗記を組み合わせるテクニック
「理解が大切」とはいえ、受験には一定の暗記も必要です。そこでおすすめなのが「理解+確認」のサイクルです。
- まず仕組みや流れを理解する
- 理解をもとに自分でまとめ直す
- 最後に暗記カードやテスト形式で確認する
この流れなら、覚えた知識を長期間使える「実力」に変えることができます。
5.個別指導Witでできること
個別指導Wit両国校では、「一方的に暗記させる授業」ではなく、「なぜそうなるのか」を大切にした指導を行っています。
- 生徒一人ひとりの理解度に合わせて解説
- 図や具体例を使ってわかりやすく説明
- 自分の言葉でまとめさせて、知識を「使える形」にする
こうした指導を通して、「暗記は苦手だけど理解すれば覚えられる!」と実感する生徒が数多くいます。
まとめ
理科や社会は「暗記科目」と思われがちですが、実際には理解があってこそ記憶が定着します。
- 理科は現象や実験と結びつけて理解する
- 社会はストーリーや地図、ニュースと関連づけて覚える
- 最後に暗記で確認する
この流れを習慣化することで、テスト対策だけでなく受験勉強にも強い学習スタイルが身につきます。
個別指導Wit両国校では、一人ひとりの「理解」を大切にし、学習を支える環境を整えています。
「暗記が苦手」「理科や社会が伸びない」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。