こんにちは!個別指導Wit両国校です。
中学生にとって冬は、学力の伸び方が大きく変わる重要な時期です。
特に両国エリアの中学生は、部活動・学校行事・塾・家庭学習と、多くのことを同時に抱えています。
そんな状況だからこそ、保護者の“ひと声”が学習継続の原動力になります。
しかし「どう声をかければ勉強に前向きになってくれるのか?」と悩む保護者は少なくありません。
今回は、両国校が実際の保護者相談でもお伝えしている“やる気を引き出す声かけ”についてお話させていただきます。
1|“やる気が出る子”は親の声かけがシンプル
最初に意識しておきたいのは、やる気が高い子ほど、家庭での声かけは驚くほどシンプルだということです。
両国校で成績を上げている生徒の保護者は、次のようなスタンスを大切にしています。
- 「今日は何を頑張った?」
- 「よし、それで十分!続けよう」
- 「うまくいってるね、見てるよ」
褒めるポイントは「結果」ではなく「行動」。
これは冬休みの短い期間でモチベーションを安定させるうえで特に有効です。
反対に、やる気が下がってしまう声かけは、
- 「もっとやれるよね?」
- 「それだけで終わり?」
- 「前はできてたのに…」
このように、“現状否定”になる言葉です。本人もわかっているからこそ、追い込む言葉は逆効果になりがちです。
2|冬休みは“短い成功体験”を積ませるのが最強
冬休みは2〜3日で成果を感じやすい単元が多い時期です。
両国校の指導では、「短期で達成できるミニ目標」を積み重ねることを大切にしています。
例えば…
- 英語:不規則動詞10個
- 数学:比例・反比例の基本問題2ページ
- 国語:語彙10語の暗記
- 理科:用語のチェックテスト1回
- 社会:地理の白地図1枚
これらは、1日15〜20分で終わる内容です。
ここで保護者の声かけとして効果的なのが、
- 「これできたら今日はOK!」
- 「昨日より進んでるね!」
“達成ラインを明確に伝える”だけで、子どもの行動は変わります。
3|逆効果になりがちなNGワードと、その言い換え
両国校で保護者に注意していただくことが多いのが、「つい言ってしまうNGワード」です。しかし、言い換えれば子どもは前向きになります。
NG①「早く勉強しなさい」
→ 言い換え:「10分だけ一緒に始めようか」
NG②「なんでやらないの?」
→ 言い換え:「今日はどこから進めたい?」
NG③「こんな点数じゃ高校入試が…」
→ 言い換え:「次はどこを伸ばしたい?」
目的は“勉強させる”ことではなく、“勉強できる状態を整える”ことです。
この切り替えができる家庭ほど、冬休みに大きく伸びます。
4|両国校が推奨する“やる気スイッチを押す家庭環境”
声かけばかりでは不十分です。
環境も整えると、子どものやる気は加速します。
両国校が保護者にお願いしていることは次の3つです。
①「スマホの置き場所を家族で共有」
親も同じルールを守ることで、子どもが納得しやすくなります。
②「30分だけ“家庭内自習タイム”をつくる」
家族が同時に何かへ集中する空気は、子どもの集中力に直結します。
③「勉強の話は“事実だけ”で終わらせる」
「今日は英語20分やった」
→ それだけで十分。評価を入れないのがコツです。
5|やる気の波は親のひと言で変わる。冬はチャンスです
冬休みは短いからこそ、家庭での“ひと声”が子どもの背中を押します。
両国校でも、保護者の声かけが変わっただけで
・「急に自分から机に向かい始めた」
・「冬休み明けテストで過去最高点を取った」
というケースが多く見られます。
お子さまを支える力は、特別な方法ではなく、毎日の小さな言葉です。
両国校では、家庭での声かけや学習習慣についてのご相談も随時受け付けています。
「どう接していいかわからない」
「この子に合う声かけが知りたい」
といったご相談も大歓迎です。
冬は伸びる準備が最も整う季節。
一緒に、お子さまの“やる気の火”を強くしていきましょう。