こんにちは!
個別指導Witです。
8月も中盤に差し掛かり、夏休みの学習にも少しずつ疲れが見えてくる時期です。
特に今年は気温の高い日が続いており、「なんだか集中できない」「頭がぼーっとする」という声も多く聞かれます。
その原因の一つが「夏バテ」です。
夏バテとは、暑さによって体力や気力が奪われた状態のこと。体がだるくなったり、食欲が落ちたり、寝つきが悪くなったりします。
もちろん、学習の集中力にも影響します。特に中学生にとっては、夏休みは復習や先取り学習にとって重要な時期。
ここで体調を崩すと、せっかくの努力が思うように実らなくなってしまいます。
そこで今回は、学習の“スタミナ”を保ち、夏の中だるみを乗り越えるための「3つの工夫」を紹介します。
① 朝型の生活リズムに切り替える
夏バテ対策としてまず見直してほしいのが「生活リズム」です。
夏休み中はついつい夜更かしをしがちですが、遅寝遅起きの生活を続けていると体内時計が乱れ、睡眠の質が落ちます。
さらに、暑さがピークになる昼〜午後の時間帯に勉強しようとしても、集中しにくくなってしまいます。
おすすめなのは「朝型」に切り替えること。
朝の涼しい時間帯に勉強をすることで、集中力が保ちやすくなります。
また、太陽の光を浴びることで体が目覚めやすくなり、1日のリズムが整います。
たとえば、
・7時までに起きて、朝食をきちんととる
・午前中に1〜2時間の学習タイムを入れる
・午後は涼しい室内で軽めの勉強か復習中心に
といったスケジュールにするだけでも、体と頭の疲れ方が変わってきます。
② 水分と栄養の“バランス”を意識する
夏バテのもう一つの原因は、「水分と栄養の不足」です。
特に水分補給が足りていないと、軽い脱水症状になり、頭痛やぼんやり感が起きることがあります。
水分補給のポイントは、「のどが渇いてから飲む」のではなく、こまめに飲むこと。
目安としては、1時間ごとにコップ1杯程度の水分をとると良いでしょう。
冷たい飲み物のとりすぎはお腹を冷やしてしまうので、常温〜冷たすぎない飲み物が理想です。
また、食事ではそうめんやアイスなど「さっぱり系」に偏りがちですが、栄養が足りないと体がエネルギーをうまく使えません。
・朝食にはごはんやパンと一緒に卵や果物
・昼食・夕食には肉や魚、野菜もしっかり
・冷たいお菓子は量を決めて楽しむ
など、バランスよく栄養をとることを意識しましょう。
学習の集中力は「脳のエネルギー」に支えられています。食べないとがんばれません。
③ 1回の学習時間を短くして“リズム”で集中
「机に向かっても集中が続かない…」という悩みは、この時期とても多いです。
暑さや疲れの影響もありますが、そもそも長時間の学習を一気にやろうとすると、誰でもバテます。
そこで大切なのが、「短時間×高密度」の学習リズムに切り替えること。
おすすめは「25分集中+5分休憩」のポモドーロ・テクニック。
短い時間に集中し、こまめに休憩をはさむことで、集中力を維持しやすくなります。
また、場所を変えるのも効果的です。
・午前中はリビングで英語の音読
・午後は書斎や勉強部屋で問題演習
・夜は寝る前にベッドで軽く暗記チェック
など、単調にならないようにすることで、飽きやだるさを防ぐことができます。
まとめ:学習も“体力戦”!無理せず、でも止まらずに
夏の勉強は、ただ「がんばる」だけでは続きません。
体と心のコンディションを整えながら、無理なく、でも学習を止めない工夫が大切です。
朝の時間を有効活用し、食事や睡眠を整え、無理のない学習リズムを作っていくこと。
それだけでも、周りと差がつく“学習スタミナ”が身につきます。
今、調子が出ない人も焦らなくて大丈夫。自分に合った方法で、少しずつ軌道に乗せていきましょう!