こんにちは!
個別指導Wit瑞江校です。
12月の終わりは、学校の授業も一段落し、子どもたちの勉強習慣を見つめ直す絶好のタイミングです。
瑞江エリアでは、冬休み前後になると「勉強のやり方が安定しない」「家で集中できない」という相談が増えます。
年間で最も家庭学習を立て直しやすいのが“年末”です。
今回は、保護者の方が今日から取り入れられるポイントをお伝えいたします。
家庭学習が崩れる子の共通点は「やる内容が曖昧」なこと
家庭学習が続かない子には、いくつか明確な共通点があります。
その中心は「何を、どこまで、どんな順番でやるのか」が曖昧なことです。
冬休みに入ると学校の宿題がある程度まとまって渡されれます。
子ども自身は「やらなきゃいけないものはある」と思っていても、量が大きすぎて逆に手が止まってしまうケースが多いのです。
瑞江の生徒さんを見ていても、“どこから始めれば良いかわからない”という理由で机に向かわなくなる姿をよく見ます。
そこで必要なのが「やる内容の細分化」です。
たとえば、
- 宿題のワーク1ページを30分以内に終わらせる
- 英単語10個を5分でチェックする
- 数学の苦手単元を例題だけ解く
このように具体的に区切るだけで、勉強のハードルは大きく下がります。
「内容を小さく分ける」ことで、子ども自身が“これはできそう”と感じ、一歩踏み出しやすくなります。
家庭学習を安定させるカギは「環境」と「時間のリズム」
家庭学習ができない原因は、やる気の問題だけではありません。
ほとんどの場合、環境とリズムが整っていないことが理由です。
瑞江のご家庭からもよくある相談が、
- リビングで勉強させているが、テレビやスマホで集中が途切れる
- 勉強時間を毎日変えてしまうので、習慣として固まらない
- 気づけば、子どもが“やっているフリ”になってしまう
というものです。
一番効果が出るのは「同じ時間に、同じ場所で、同じ量をやる」こと。
これは塾でも家庭でも変わりません。
環境を整えるポイントはたった3つです。
- 机の上を“教科書・ノート・筆記用具だけ”にする
- スマホは手の届かない場所に置く
- リビングなど、人の目が届く場所で短時間だけ取り組ませる
特に小学生・中学1年生は“見守られる環境”の方が集中できる傾向があります。
逆に、いきなり子ども部屋に任せると YouTube・SNS・ゲームの誘惑に負けやすく、実質的な勉強時間が減ってしまいます。
年末は生活リズムが崩れやすい反面、親子で「来年の学習ペース」を作るには最適な時期です。
1日30分でいいので、毎日同じ時間に勉強する習慣を決めておくと、1月以降の成績に大きく影響します。
子どもの“やる気”は叱るよりも「できている部分を見つける」方が伸びる
冬休みや年末は、保護者の方が子どもと向き合う時間が普段より多くなります。
そこで意識してほしいのが「できている部分を先に拾う」声掛けです。
勉強に苦手意識がある子ほど、「もっとやりなさい」「なんでやってないの?」と叱られるほど萎縮し、家庭学習へのハードルがさらに上がります。
逆に、
- 昨日よりもノートが丁寧
- ワークを1ページ進めていた
- 苦手教科に10分でも向き合えた
こうした“事実ベースの小さな成長”を見つけて声をかけることで、子どもは「次もやろう」という気持ちを持ちやすくなります。
瑞江エリアでも、勉強が続く子の共通点は「成功体験を積めていること」です。
年末のこのタイミングで小さな成功体験を積ませておくと、来年の学習リズムが一気に整います。
まとめ|年末は家庭学習を立て直す“最高のチャンス”
この時期は学校の進度が止まり、家庭での学習習慣を整えるには理想的なタイミングです。
- やる内容を細かく分ける
- 同じ時間・同じ場所で短時間学習を続ける
- できている部分を拾って褒める
この3つを心がけるだけで、子どもの家庭学習は確実に改善します。
年が明ける前にリズムを整えておけば、1月の学習スタートで差がつきます。
もっと具体的に「うちの子の場合はどうするのが良いか」を知りたい場合は、個別指導Wit瑞江校で学習相談も可能です。
家庭での学習プランの立て方や、教科別の改善ポイントをお話しできますので、気軽にご相談ください。