こんにちは!
個別指導Wit瑞江校です。
冬になると数学の点数が思ったように伸びないと感じる中学生が増えます。
ちょうど、関数や図形の範囲に入るので、より難しくなってくることだからですね。
学校の授業進度が一気に上がるこの時期は、年間でもっとも“差がつきやすい時期”です。
ここでは、無理なく成績を改善するための現実的な対策をまとめます。
まず意識したいのは、自分がどこでつまずいているかを明確にすることです。
定期テストの答案や学校ワークを見返して、ミスが多い単元を洗い出すだけで状況は大きく変わります。
「計算で減点されているのか」「文章題の読み取りか」「図形の性質が曖昧なのか」によって、必要な対策はまったく違うからです。
この作業を後回しにしてしまうと、勉強しても空回りしやすくなります。
特に数学は計算力の差が成績に直結します。
難しい問題に挑戦する前に、短時間で構わないので計算の基礎を毎日触れる時間を作ることが重要です。
5〜10分だけでも数字に触れる習慣があると、文章題や関数の問題に取り組むときのスムーズさが全然違います。
「量」よりも「継続」が効果につながるポイントです。
文章題で止まってしまう場合は、問題文をそのまま頭で処理しようとせず、図や表に書き起こす習慣をつけてください。
条件を書き出し、情報を目に見える形に整理すると、式の組み立てに迷いません。
特別な力は必要なく、ただ“見える形”に変えるだけで理解のスピードが上がります。
また、数学は「解き方の型(パターン)」を覚えることで安定して点が取れるようになります。
公式を丸暗記するのではなく、「なぜその式を使うのか」という流れをノートにまとめておくと、テスト前の復習が一気に効率化します。
迷ったときに立ち戻れる“自分専用の地図”のようなものです。
勉強時間の取り方にも工夫が必要です。
冬は部活動や行事の疲れが出やすく、長時間続けると集中が途切れがちです。
25分集中+5分休憩のような短いサイクルの方が、結果的に内容が頭に残りやすくなります。
「今日はあまり時間がない」という日でも、30分だけ集中して数学に向き合うだけで積み重ねになります。
家庭での声かけも大切です。
つまずきを指摘するより、できた部分に目を向けてあげる方が、子どもは前向きに取り組めます。
「この問題、昨日より早く解けたね」「最後まで自分で考えたのはすごいよ」という一言が、次のやる気につながります。
学習習慣は、気持ちの安定があってこそ続くものです。
どうしても家庭だけで改善が難しいと感じたら、外部のサポートを活用する選択肢もあります。
個別指導Wit瑞江校では、学校ワークや定期テストの傾向に合わせた指導を行い、生徒一人ひとりの弱点に合わせてやり方を調整しています。
教わるだけで終わらず、本人が“自分で考えて解ける状態”を目指す指導が特徴です。
必要に応じて学習相談で現状を整理し、どこから手をつけるべきか明確にできます。
冬の数学の範囲は、放っておくと苦手が積み上がりやすい反面、対策すれば短期間で大きく伸びます。
大事なのは、一気に頑張ろうとするのではなく、小さな改善を積み重ねていくことです。
今のつまずきを放置しない行動こそが、次のテストの点数アップにつながります!