こんにちは、個別指導Witです。
6月に入り、各地域で定期テストが実施される時期となりました。
墨田区・江東区などの2期制エリアでは、すでに前期中間テストが終わったり、今週にテストだったり。
台東区・中央区などの3期制エリアでは、6月下旬に1学期期末テストを控えている時期です。
この時期、生徒たちがよく気にするのが「テストの点数」。
もちろん、点数は大事です。でも、それだけでは通知表(内申点)は決まりません。
今回は、意外と見落とされがちな「提出物」と「授業態度」について、
内申点にどう影響するのか、そしてどう意識すればよいかをお話しします。
通知表の“評価基準”はテストだけではない
多くの保護者の方や生徒の中には、
「通知表の評価=テストの点数で決まるんでしょ?」
と思っている方も少なくありません。
たしかに、定期テストの結果は非常に大きな要素ですが、それだけで決まるわけではありません。
中学校の通知表の評価観点は、次の3つで構成されています:
- 知識・技能
- 思考力・判断力・表現力
- 主体的に学習に取り組む態度
このうち、「知識・技能」は定期テストで測られる部分が大きいですが、
残りの2つは、テスト以外の“日々の姿勢”や“取り組み”が評価対象になります。
つまり──
- 提出物を期限内に出すかどうか
- ノートが丁寧に書かれているか
- 授業中、きちんと話を聞いているか
- 自分の考えを発言できているか
- 積極的に手を挙げているか
- 小テストの復習をしているか
こういった日々の行動の積み重ねが通知表を左右するのです。
提出物で差がつく?先生たちが見ているポイント
先生は、生徒が提出したワークやノートを通して、
「この生徒はどれだけ真剣に授業や学習に取り組んでいるか」
を見ています。
ここで、Witの生徒たちが時々してくる質問があります:
「先生、ワークってただ答えが合ってればいいんですか?」
「丸つけして赤ペン引けば出してOKですよね?」
答えは、NOです。
先生たちは、ワークを“ただの提出物”として見ているわけではありません。
以下のような点をしっかりチェックしています。
✅ 自分で解いた形跡があるか?
答えを丸写ししていると、すぐにわかります。
✅ 間違いをそのままにしていないか?
丸つけ後に何の書き込みもない=「やりっぱなし」と判断される可能性があります。
✅ 見やすく丁寧に書かれているか?
字の丁寧さや整理されたレイアウトも、取り組み姿勢の一部として見られます。
✅ テスト範囲全体をやり切っているか?
ページが飛んでいたり、範囲の半分しかやっていないと、評価は当然下がります。
つまり、ワークやノートは、
点数を取るための“練習”でありながら、評価の“材料”にもなっている
のです。
授業態度は“先生の主観”ではない
次に、「授業態度」について。
「先生が好きな子を高く評価してるんじゃないの?」と感じてしまうこともあるかもしれませんが、
今の評価制度では、授業中の態度も明確な観点に基づいて見られています。
たとえば──
- 目を見て話を聞いているか
- 黙って座っているだけでなく、話にうなずく、反応する
- メモを取っている、ワークにメモ書きしている
- 自分から質問をする、発言をする
- 小テストや課題に積極的に取り組む
こうした行動が、“主体的な学び”として高く評価されるのです。
もちろん、大きな声で発言しなくてもOKです。
「真剣に取り組んでいる姿勢」が見えれば、先生の印象にしっかり残ります。
テスト以外の部分で内申を落とすのは“もったいない”
定期テストで80点以上を取っても、
提出物を出さなかったり、授業中に居眠りをしていたりすると、通知表は「3」に下がることもあります。
逆に、テストで60点台でも、
提出物や授業態度で“がんばり”が見えると、「4」がつくケースもあるのです。
つまり、テスト以外の行動が通知表の“後押し”にも“足を引っぱる原因”にもなるということ。
せっかく勉強を頑張っていても、「やるべきことをやらない」で評価が下がってしまうのは本当にもったいないことです。
Witでは「提出物チェック」もサポートしています
個別指導Witでは、授業や課題だけでなく、学校ワークの提出状況や中身まで細かく確認しています。
- 提出期限に間に合っているか
- 解き直しまでやっているか
- 字が丁寧か、見やすいか
といった観点を、授業中や講師とのやり取りの中でチェックし、生徒と一緒に改善しています。
「正しい努力は、ちゃんと結果に結びつく」
それを実感してもらうために、日々の行動からサポートしています。
まとめ:通知表は“日々の積み重ね”で決まる
通知表は、テストの点数だけで決まるものではありません。
ワークを丁寧に仕上げること、授業にしっかり向き合うことが、確実に内申点に影響します。
期末テストが近づいている今こそ、テスト勉強と同じくらい、提出物や授業態度を見直してみてください。
通知表は、これからの高校受験にもつながっていく大切な記録です。
「あとでやる」ではなく、「今できることを、きちんとやる」ことを積み重ねていきましょう!
個別指導Witでは、テスト対策だけでなく、日々の取り組みまで丁寧にフォローしています。
不安な方は、ぜひ一度ご相談ください!