景気がいい・景気が悪いってどんな意味なんだろう?
みなさん、こんにちは!
個別指導Witです。
朝日小学生新聞の記事から紹介していこうと思います。
今日はお金のお話、「景気」についてです。
※当塾は朝日小学生新聞と契約し、記事紹介の承認を得ています。
●お金の量ではなく、めぐり具合
「景気がいい(好景気)」「景気が悪い(不景気)」といって言葉を耳にしたことがあるでしょう。ニュースで「景気が上向いてきました」と報じていたり、大人同士が「景気が悪くて困っちゃうよ」と話していたり。「景気がいい」と聞くと、なんとなく世の中にお金がたくさんあって活発なイメージが浮かびます。反対に「景気が悪い」と聞くと、お金が少なくなって世の中に元気がない状態を想像してしまいます。そうしたイメージはおおむね正しいと言えますが、もう少し詳しく景気の「いい・悪い」を説明しましょう。
世の中に出まわる商品やサービスがたくさん売れると、それらを製造・販売している人々は給料がたくさんもらえるようになります。給料が増えると、人々はたくさん買い物をします。そうした企業や人々が増え、世の中のお金のめぐりが良い状態を「景気がいい」と言います。
商品やサービスが売れなくなると、企業のもうけも少なくなり、そこで働く人々の給料も減ります。そうなると、人々は商品やサービスを買わなくなってしまいます。こうしたお金のめぐりがよくない状態を「景気が悪い」と言います。
●変化は波のように繰り返す
景気というものは「いい」と「悪い」を波のように繰り返す特徴があります。たくさん売れて景気がよくなったとしても、電化製品などは一度買うと再び買う必要がなくなるので、だんだん売れなくなります。すると社会のもうけが減り、景気が悪くなります。しかし、しばらくすると商品を買い替える人が増えたり、世の中に変化が起きて、革新的な商品が生まれたりして景気がよくなります。そして、商品が売れなくなるとまた景気が悪くなる・・・。こういして景気の「いい」「悪い」は、波のように繰り返されていくのです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます🐰
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