こんにちは!個別指導Wit両国校です。
最近、「AIに質問すれば何でも答えてくれる時代になった」と言われますよね。
でも実は、AIを上手く使える人=“質問が上手い人”でもあるのです。
勉強においても、成績が伸びる生徒ほど“質問力”に優れています。
今回は、これからの時代に欠かせない「質問力」について、学びの観点からお話しします。
■ 「質問力」が高い子は、理解が深い
「先生、ここがわかりません!」
そんな言葉も、少し視点を変えると大きな差が出ます。
たとえば――
Aさん:「この問題がわかりません」
Bさん:「この問題の『この部分の考え方』がわかりません」
どちらが理解しているかは、一目瞭然ですよね。
質問が具体的=自分の“わからないポイント”を整理できている証拠です
つまり、質問する前にすでに「思考」が始まっているのです。
成績上位の生徒ほど「質問の質」が高い傾向があります。
わからないことをただ聞くだけでなく、「自分はこう考えたけど合っていますか?」と確認する。
この“聞き方の姿勢”こそが、成績を伸ばす一番の近道なのです。
■ AIも先生も、“いい質問”がなければ良い答えを返せない
ChatGPTなどのAIツールを使うとよくわかります。
「歴史を教えて」と聞くよりも、「鎌倉幕府が成立した背景を、当時の社会の変化から説明して」と質問した方が、圧倒的に深い答えが返ってきます。
これと同じで、先生も“質問の質”に応じて教え方を変えられます。
つまり、質問力=学びを引き出す力なのです。
AI時代においては、答えを探す力よりも、“良い問いを立てる力”が重要とされています。
どんなに情報があっても、何を聞けば良いかわからなければ、活用することはできません。
■ 質問力を高める3つのトレーニング
個別指導Wit両国校では、日々の授業の中でも「質問力」を伸ばす指導を大切にしています。
以下の3つは、実際に生徒たちが取り組んでいる習慣の一部です。
① 「なぜ?」を3回繰り返す
問題を解いた後、「なぜこう考えた?」「なぜこの式を選んだ?」と3回問い直します。
これにより、思考の深さが一段階上がります。
② “説明する練習”をする
「自分の言葉で説明する」こと自体が質問力の基礎です。
説明しているうちに、「自分の理解がどこまでか」も見えてきます。
③ “仮説”を立てて聞く
「もしかしてこうですか?」と聞ける生徒は、考える力が強い証拠です。
ただ答えを求めるのではなく、“仮説思考”を習慣化していくことが大切です。
■ “質問できる勇気”が成績を変える
「こんな質問したら恥ずかしいかも…」
そう思って黙ってしまう生徒も多いです。
でも、質問しないままでは、誤解や曖昧さが積み重なってしまいます。
大切なのは、“わからないことを言葉にする勇気”。
両国校では、生徒が安心して質問できる雰囲気づくりを何より大切にしています。
先生たちは、「いい質問だね!」と必ず肯定から入る指導を徹底。
その一言が、生徒の学びの姿勢をぐっと前向きに変えます。
■ まとめ:「質問力」は一生使える“学ぶ力”
AI時代の勉強において、最も価値があるのは「質問力」です。
良い質問は、良い学びを引き出します。
そして、質問力は将来の仕事・人間関係・自己成長にも繋がる“生きる力”になります。
個別指導Wit両国校では、ただ勉強を教えるだけでなく、「自分で考え、自分で問いを立てる力」を育てる指導を行っています。
ぜひこの秋、自分の「質問力」に目を向けてみませんか?