こんにちは!個別指導Wit両国校です。
「毎日勉強しようと思っても、ついスマホを触ってしまう…」
「やる気があるのは最初だけで、三日坊主になってしまう…」
こんな風になってしまうこと、ありませんか?
でも実は、「努力できるかどうか」は性格や才能ではなく、脳の仕組みと環境によって大きく左右されるのです。
今日は、行動科学の観点から“努力できる人”の秘密を解き明かしていきましょう。
■ 努力できる人は「行動を小さく分ける」
行動科学の基本に「スモールステップの法則」というものがあります。
人の脳は“変化を嫌う”性質を持っています。
いきなり「毎日2時間勉強しよう!」と決意しても、脳が“負担が大きすぎる”と感じてしまい、続かないのです。
逆に、努力できる人は「行動を小さく切る」ことが上手です。
たとえば――
- 「今日は英単語を3個だけ覚える」
- 「問題集を1ページだけ解く」
- 「机に5分だけ向かう」
このように“簡単にできる小さな行動”から始めることで、脳が抵抗を感じず、自然に続けられるようになります。
努力の第一歩は、“ハードルを下げること”なのです。
■ モチベーションを「やる気」ではなく「習慣」に変える
多くの人が「やる気が出たらやろう」と考えますが、実際はやる気が行動を生むのではなく、行動がやる気を生むのです。
脳科学の研究では、何かを始めるとドーパミンという“快楽ホルモン”が分泌され、「やる気」が後からついてくることが分かっています。
つまり、やる気を待っていては一生始められません。
まず動くことが大切。
そして続けていくうちに、それが「習慣」となり、努力が自然な行動に変わっていきます。
両国校の生徒にも「勉強は習慣化がカギ」と伝えています。
たとえば、毎日同じ時間に机に向かうようにするだけでも、脳が“勉強モード”を覚えてくれます。
■ 続かない人は「目標設定」が抽象的すぎる
「もっと頑張る」「勉強をちゃんとする」――こうした目標は、あまりにも漠然としています。
努力できる人は、目標を数値や期限で具体化しています。
たとえば、
- 「1週間で英単語を50個覚える」
- 「来週の模試で英語の偏差値を2上げる」
このように「どれくらい」「いつまでに」と明確にすることで、達成の道筋が見え、モチベーションも続きやすくなります。
さらに、目標を達成したら小さなご褒美を設定するのもおすすめ。
「1週間続けられたら好きなスイーツを食べる」など、ポジティブな刺激が努力を後押しします。
■ 「できた!」という小さな成功体験を積み重ねる
努力を続けるための最大のポイントは、成功体験の積み重ねです。
脳は「達成感」を感じたときにドーパミンを分泌し、「またやろう!」と前向きになります。
両国校では、日々の学習で生徒一人ひとりの「できた瞬間」をしっかり見つけ、言葉にして褒めることを大切にしています。
人は“認められる”ことで、努力を「苦しいもの」から「楽しいもの」へと変えられるのです。
■ 努力を“才能”に変える方法
努力できる人の共通点は、「自分に合ったやり方」を知っていること。
集中しやすい時間帯や場所、休憩のタイミング、得意な勉強法――これらを一つずつ見つけていくことで、努力の効率は格段に上がります。
両国校では、行動科学に基づいた学習法を取り入れ、「がんばりたいけど続かない」という生徒に寄り添いながら、習慣化のサポートを行っています。
■ まとめ:努力は「気合」ではなく「科学」
努力できる人と続かない人の違いは、才能ではなく“仕組み”にあります。
- 小さく始める
- 行動を習慣化する
- 目標を具体化する
- 成功体験を積む
これらを意識すれば、誰でも努力を続けることができます。
もし今、「やる気が出ない」と悩んでいるなら、まずは1分だけでも動くことから始めてみましょう。
その1分が、未来の自分を大きく変える第一歩になります。