こんにちは!個別指導Wit瑞江校です。
「気づいたら1時間経っていた…」
「あと1回だけ!」と言いながら、なぜかやめられない――。
ゲームをしているとき、私たちの脳の中では“ドーパミン”という物質が大活躍しています。
実はこのドーパミン、「やる気」「達成感」「集中力」を司る“脳の報酬回路”に関わっており、使い方次第で勉強にも最強の味方になるんです。
今日は、脳科学の視点から「ゲームがやめられない理由」と「その仕組みを勉強に応用する方法」を紹介します。
■脳の“報酬回路”って何?
人間の脳には、「嬉しいことをもう一度したい」と感じさせる仕組みが存在します。
それが「報酬回路(ほうしゅうかいろ)」と呼ばれるシステムです。
報酬回路が働くと、ドーパミンという神経伝達物質が分泌され、脳が「快感」を感じます。
例えば──
- ゲームでレベルアップしたとき
- SNSで「いいね」がついたとき
- テストで良い点を取ったとき
これらすべて、脳が「嬉しい!またやりたい!」と感じる瞬間。
つまり、ドーパミンは“やる気ホルモン”であり、“集中力の燃料”でもあるのです。
■なぜゲームはやめられないのか?
ゲームは、このドーパミン回路を刺激するように設計されています。
- 「あと少しでレベルアップ!」という“達成予感”
- 「ガチャでレアキャラが出るかも」という“予測のワクワク”
- 「敵を倒した瞬間の爽快感」という“即時の報酬”
これらが絶妙に組み合わさることで、脳は何度でも快感を求めて行動します。
つまり、ゲームはドーパミンが出やすい仕組みの塊なのです。
■勉強にも“ドーパミン”を活用できる!
では、この“報酬回路”を勉強にも使うにはどうすればいいのでしょうか?
実は、やり方次第で「ゲーム並みにハマれる勉強」に変えることができます。
① 小さなゴールをたくさん設定する
「1時間で10ページ」ではなく、「10分で1ページ」など、達成の回数を増やす。
ゴールの頻度が増えると、そのたびにドーパミンが分泌され、やる気が続きやすくなります。
② 見える化で“成長実感”を出す
勉強時間をグラフ化したり、チェックリストで進捗を可視化すると、
自分の努力が目に見えてわかります。
この“見える成果”が脳にとってのご褒美になり、学習が習慣化します。
③ ご褒美システムを導入する
「30分集中したらチョコ1個」など、自分に報酬を設定するのも効果的。
ポイントは、「我慢→報酬」という流れを作ること。
このプロセスが、ドーパミン回路を“前向きに使う”トレーニングになります。
■「やらされる勉強」から「やりたくなる勉強」へ
「勉強=つらいもの」と感じるのは、報酬が少ないからです。
しかし、
- 小さな達成を積み重ねる
- 成果を見える形で残す
- 自分を褒める
この3つを意識するだけで、勉強は「やる気が出る行動」に変わります。
個別指導Witでは、この“脳の仕組み”を生かしたWit式学習法を取り入れています。
先生1人に生徒2人までの個別指導だからこそ、「どうすればその子が“楽しい”と感じながら勉強できるか」を一緒に探っていきます。
■瑞江エリアで「楽しく学ぶ」新しい選択肢を
江戸川区・瑞江・篠崎・一之江エリアには、多くの学習塾があります。
しかし、“やる気の仕組み”まで科学的に考えている塾は、実はそう多くありません。
個別指導Wit瑞江校では、11月11日(火)の開校に向けて、「脳が喜ぶ学び」をテーマにした授業を準備しています。
勉強が「苦しい」から「面白い」に変わる瞬間を、一緒に経験していきましょう!
■まとめ
- ゲームがやめられないのは「報酬回路」が刺激されているから
- 勉強にも小さなゴール・可視化・ご褒美でドーパミンを活用できる
- 「やらなきゃ」ではなく「やりたい!」に変えることが集中のカギ
勉強は、脳の仕組みを知れば“攻略できるゲーム”です。
あなたも今日から、「脳にご褒美を与える学び方」を始めてみませんか?