こんにちは。個別指導Witです。
「受験は中3から頑張れば大丈夫」
そう思っている中学生や保護者の方は少なくありません。実際、中3になると多くの生徒が塾に通い始め、志望校を考え始めます。
しかし、毎年数多くの生徒を見ていて実感するのは、“中1・中2のうちに受験を意識していた子は、やはり強い”ということです。
今回は、「早い段階から受験生としての意識を持っている子は、どこが違うのか?」を具体的にご紹介します。
1.目の前のテストを“通過点”として見ている
多くの生徒は、定期テストが近づくと「点を取らなきゃ」と慌てて勉強を始めます。ところが、受験を意識している生徒は、「このテストで弱点を知っておこう」「今後に活かせる復習をしておこう」と、目的の持ち方が違います。
実際、そういった生徒はテストが終わったあとも、解き直しや間違えた問題の見直しを欠かしません。点数ではなく「中身」に目を向けているのです。
2.「どの高校に行きたいか」を考えている
志望校が明確であればあるほど、勉強のモチベーションは長続きします。
中1・中2の段階でも、「この高校に行きたい」「この分野に興味がある」と目標を持っている生徒は、普段の学習にも意味づけをしています。
まだ志望校が決まっていないとしても、「高校の説明会に行ってみよう」「先輩に話を聞いてみよう」といった行動を早くから起こしている子は、受験勉強へのスイッチも入りやすいです。
3.勉強の“習慣”が身についている
中3になってからいきなり「さあ、1日3時間勉強しよう」と言っても、なかなかうまくいきません。
しかし中1・中2の段階から毎日30分〜1時間の学習を続けている生徒は、無理なく勉強量を増やしていくことができます。
特に数学や英語といった積み重ねが必要な科目では、「早くからの習慣」がそのまま“得点力”に直結します。
4.自分の「苦手」を放置しない
早くから受験を意識している子は、「今のうちにわからないところをなくしておこう」という意識が強く、わからないことを放置しません。
逆に中3から焦って対策を始めると、「どこから手をつけていいかわからない」「時間が足りない」といった事態になりやすくなります。
まとめ:受験勉強は“スタートの早さ”が差を生む
中1・中2の段階で「受験生」と言われても、あまりピンとこないかもしれません。
けれど、「少しずつ準備しておく」「高校受験のことを知っておく」という意識の差が、1年後・2年後には大きな実力の差となって現れます。
私たち個別指導Witでは、中3生だけでなく、中1・中2の生徒にも「志望校を意識した学習」や「今やっておくべきこと」をしっかり伝えています。
受験をゴールではなく、「これからの進路を考えるきっかけ」として、早くから準備していきませんか?
「うちの子、まだ先のことって意識できていないかも…」と感じている保護者の方も、ぜひお気軽にご相談ください。一緒に未来を描いていきましょう。